法化学ってのはどうかな

 ほんとにまったくただの思いつきだけど。
 法医学とか法哲学とか法社会学のノリで、法化学っていう学問分野はないもんかな、とふと空想してみた。
 人為的活動により排出されるさまざまな物質(いわゆる化学物質に限らない)の環境中での動向を観察し、環境影響、人体への影響を評価したうえで、それに対して必要とされる法的アプローチを政策法務(法学)的に検討するの。
 今ある「環境法」にさらに化学的視点を導入したもの、と考えればよいかな。


 ……こんな無いものねだりをしたくなるくらいには、既存の環境法令の出来映えの悪さ(政策法務的戦略性の欠如)にうんざりしているわけですが。