日銀の代理店
収税担当課の人:「国家公務員の源泉税で、還付が生じまして」
俺:「はあ」
税:「先方の国の機関としては、国所定の納付書で払ってもらえるとありがたいそうなのですが」
俺:「それって」
税:「この納付書を取り扱える金融機関が当市にはないんじゃないかと、先方に心配されてしまいました」
俺:「日銀の本支店、又は代理店でないと使えないってやつですね」
税:「それです。やっぱり無理でしょうか」
俺:「いや、何とかなると思いますよ。ちょっとこの納付書借りといていいですか」
俺:「というわけで、これなんですが」
指定金融機関の偉い人:「ああ、これね。うちの視点では扱えないけど、当行の本店営業部なら日銀の代理店になってるから、いけますよ」
俺:「どうすればいいでしょうか」
偉:「○日(通常の書類提出日の2日前)までに、この納付書とこれの分の資金(小切手)だけ先に出してください。私の方で本店に話をして、送っておきますよ」
俺:「助かります。じゃあ、それでお願いします」
俺:「いけます」
税:「ほんとですか」
俺:「ただし、通常の支払書類提出日より2日早く、会計課に書類を提出してください」
税:「わかりました」
というわけで、根回しがあれば結構何とかなっちゃう話。
2年くらい前に、通常の支払書類の納付書(電気代とか電話代とか)に国の納付書がしれっと紛れ込んでて、支払い日間際に発覚して右往左往した経験が生かされていることは内緒だ。