環境法

本日の感想_03

昨夏の利根川における「水道水からホルムアルデヒド検出」の問題について、東京都など5都県の水道事業体が損害賠償を求める訴えを提起しましたが、請求の相手方は、直接原因物質(ヘキサメチレンテトラミン)を川に流した事業者ではなく、排出元事業者なので…

環境法学習ノート_03

【環境法の基本理念】 持続可能な発展 未然防止原則・予防原則 環境権 汚染者負担原則 【持続可能な発展】 環境と発展に関する世界委員会(ブルントラント委員会)の報告書で用いられたことで、各方面に影響を与え、リオ宣言、アジェンダ21、気候変動枠組…

本日の感想_02

狭義の公害法から広義の環境法へ、警察法から計画法へ、という転換の流れの中で、従来の公害法の枠組みの中で定められた大防法・水濁法なんかの個別法のアップデートがどうなっているのか気になった。 つーかとりあえず水濁法は部分部分でアップデートが間に…

環境法学習ノート_02

【環境法とは】 環境への負荷を防止・低減することを目的とする法の総体を、環境法という。 【環境とは】 環境基本法には「環境」の用語の定義はない。 国民的意識の変化等によって変遷することを見越して、包括的・広範な概念として捉えている。 【「環境へ…

本日の感想_01

とりあえず、土対法が自然的原因を法の対象としたのはやはり安直(あるいは時期尚早)だったのではないかという気分が強まってきた。公害規制法の性質を持つ土壌汚染対策法において、そのまま自然環境を乗っけるのは乱暴ではなかったか。自然環境を扱うため…

環境法学習ノート_01

モチベーションを保つために、勉強した内容を雑駁にメモ書きしていくことにする。 今日は環境法の歴史を概観。テキスト第1章(3p-25p)。 途中、教科書にないことも適当に追加。 【4大公害事件】 4大公害病とも。イタイイタイ病・水俣病(熊本水俣病)・新…

形から入る

とりあえず教科書購入してみた。 環境法第3版(大塚直、有斐閣)。 しばらく読んでみて飽きたら次の本を買うのが俺流。 そして読みかけの本が何冊も部屋に転がっているのが俺流。 気がつくと最初の本に戻って読み直してたりするのもまた俺流。

学び直すなら今、なんだけど

ここ数年、行きつけの本屋の棚とか見て、環境法のテキストがずいぶん充実してきたな、と思うようになったのですが、新司法試験の選択科目になったことによる浸透効果の現れだったのですね。司法試験なんぞついぞご縁がないもんで気にしてなかったわ。 私が学…