これが最後の行政不服審査とは思えない

いずれ第2第3の行政不服審査が(ヤメロ

 

ほんの1か月前くらいに、審査請求の審理員補助者の業務を終えたばかりですが、早くも次の話が来ました。

 

審理員・審理員補助者の選任というのもなかなか難しい問題です。自治体の規模にもよりますが、選任候補者として何人リストアップできるか。そもそも適任者があまり多くない自治体であれば、一人の審理員が3つも4つも案件掛け持ちしなきゃいけない事態も、容易に想像できます。

現役の法規担当職員は、審査会の事務局やってたり、処分庁から直接法律相談受けてたりするので、審理員には向きません。

そんなわけでわが市の場合、法規のOB職員で候補者リストを作っていて、案件ごとに、利害関係のない法規OBの中から審理員と補助者を選任するようにしています。

 

この方式の問題点としては、当市の場合、法規担当は、あまり若手が座ることが少ないポジションで、しかも、一度座るとなかなか他へ異動しない傾向にあります。なので、審理員リストの顔ぶれを見ると、役職も年齢も、かなり高めの傾向となることです。

もちろん、課長さんや所長さんが審理員となっても何の不具合もないのですが、当事者それぞれとの連絡調整や、文書の発送、会議室の手配など、細々とした雑務があることを考えると、そんなに役職が高くない職員を補助者としてつけたいところです。

結果、補助者を任せられるような、法規の経験があって、かつ、ほどよく下っ端の職員が、不足しているように感じます。

 

そんなわけで今回も審理員補助者を務めさせていただきます。

冷静に考えると、一応法規の経験があって、今は会計担当という利害関係人になりづらいポジションにいて、さほど偉くもない。これほど雑用係として便利なキャラってなかなかいないんじゃないでしょうか俺様。

いや、審理員をやっていただいている先輩の背中から、「次はお前の番だぞ」というメッセージはひしひしと伝わってくるのですが。