情けは人のためならず

 法規担当というのは、(少なくともウチの自治体では)もっぱら各担当部門の「お手伝い」をする仕事です。逆に言うと、法規担当が、自分のとこの仕事を進めるために、他の部課に協力を求める機会というのは、考えてみるとあまり多くありません。
 で、異動してこの2ヶ月、仕事の進め方で大きく変わった点として、必ずしも仕事が自分の部署で完結せず、他の部門に協力をお願いしなければいけない機会が多いということ。公共用水域における水質事故を例にとれば、河川管理部門、道路管理者、下水道部門、消防局など、実にいろいろな部署の皆さんに助けられながらやっています。
 幸い、法規担当なんてのを何年もやってると、役所の中で微妙に顔が広くなることもありまして、ここ2日ほど「いやー、D-lizさんには色々お世話になったからねー。これくらいは任せといて」みたいなお言葉を続けざまにいただいたので、なんかちょっと涙出そうになってます。ああ、俺って幸せなヤツだなぁ。