次回予告

 順当にいけば、多分明日の今頃は、砂川市有地神社違憲訴訟の最高裁判決を読んだ感想をここに書いている予定です。
 果たして、愛媛玉串料事件以来の、政教分離違反の最高裁判決が出てしまうのか。それとも、ここへきて大逆転があるのか。どっちに転んだとしても、憲法の教科書に掲載されるべき事案であることは間違いなく、語るべきポイントは多々ありそうです。
 大体、あの「目的効果基準」ってやつがイケナイ。基準とか言いながらポイントは曖昧で、全然基準の体を成してない。結局事情を総合的に斟酌して判断してるんだから、もうほとんど「その時々の一般常識で判断してくれ」って言ってるのと同じじゃないか、と思うんだけど、どうなんでしょうね。