節電は大事

電力需給の逼迫が予想されることなどから、全国的に節電が求められているところです。特に、東北電力東京電力管内では、ピークタイム(午後2時頃)の大幅な消費電力節減が求められているところです。
とはいえ、本格的に夏を迎えるに当たり、熱中症の発生も懸念されるところです。熱中症には、多量の発汗による水分と塩分の不足、血圧低下等により引き起こされるもの(熱けいれん、熱虚脱等)があり、これは水分と塩分をこまめに補給することである程度予防することができます。
他方、発汗による放熱以上に熱を受ける状態におかれると、体に熱がこもり、いわゆる熱射病の状態になります。これは水分や塩分の補給で防げるものではないので、我慢せずエアコンを使用することも大事です。
あと、最近「ピークタイム以外の時間帯で節電をしてもあまり意味がない」みたいな言説にわりと行き当たりますが、意味のない節電なんてありません。ピークタイム以外の時間帯でも、生活に無理のない範囲で節電を心がけるべきです。
現在の電力供給体制は、原発の停止による供給不足を補うため、火力発電のフル稼働を余儀なくされています。簡単に言えば、震災前とは比べ物にならない勢いで油をばかすか焚いているわけで、大気環境保全地球温暖化対策の観点からは、到底好ましい状態ではありません。


そんなわけで、現在我が職場では、そこらじゅうでうちわがバタバタ動いておりますが、来庁者の皆様におかれては「見苦しいナァ」と思われましてもどうかお目こぼしくださいますようお願いいたします。